女川から来訪2011年09月30日 23時48分

9月30日の金曜日、まなびの森移動教室を視察するため、はるばる女川からお客様が見えました。女川で被災した子どもたちのために「コラボスクール女川向学館」を、震災後の短期間で立ち上げ運営しているスタッフの方々です。ぜひご覧になって下さい。
私は7月頃からWeb上で伝わってくる取り組みに注目してきました。被災地の子どもたちを支えようとする暖かい志に共感し、実現してきた活動の規模に驚き、振り返って自分の力の至らなさに無念と焦燥を感じて来ました。
今回こちらからご連絡を取り、ご相談の機会をいただきました。
この活動を継続していくための不安や悩み、活動を続ける動機などから、今後の運営上の課題などについてたくさん話しを聞いていただきました。その後、旧坂元中学跡の仮設住宅へ移動し、集会所で実施している移動教室を見ていただきました。
坂元を離れたのは9時過ぎ。女川に戻る頃は深夜でしょう。
遠路を訪ねて来ていただき本当に感謝です。

お陰さまでたくさん勇気をいただきました。

非営利の支援活動とは言っても、自分たちの思い上がりや勘違いではないか、本当に必要とされている活動なのか、絶えず振り返り検証をする必要があります。確信は持てない。不安もある。それでも前へ進まなければと思う。今回お話しする機会を通して、自分たちが進もうとしているその先、その延長線上で奮闘している人たちがいることを実感しました。だから私たちもがんばれます。