実力試験の結果が出て来る2011年09月04日 00時35分

夏休み明けの実力試験の結果が子どもたちの手元に戻ってきたようです。
この辺りの中学では、校内の実力テストとはいえ、どの学校も同じ問題で試験を実施しています。そのため、ある程度の人数の得点を比較すると、夏の新みやぎ模試との難易度の差、平均点の差なども予想できて、それぞれの結果をどのように判断するかの目安も得られます。今のところ夏の勉強の成果が出ているようで、どの子もほぼ順調。答案も一緒に見せてくれる子には復習のポイント、進め方等を個々にアドバイスしています。

高校受験には山場が2つ有って、一つは11月中の三者面談、もう一つは本番の入試です。11月の面談で心が折れないように、2学期前半の実力テストでしっかり得点を重ねていく必要が有ります。教室の勉強も、その辺りにポイントを置きつつ、学校の予習も進めつつで、実は9月・10月は中学3年生にとって重要な時期なのです。試験へ向けて、心も力もピークに持っていく調整力、残り時間を把握する感覚など 意識することを、毎年この時期に話しています。ご父兄のみなさんにも知っておいて欲しいのです。入試までの道のりは、一定ペースの長い上り坂ではありません。ピークは2つ。その間は こつこつ予習を積み重ねる時期と、実際の試験レベルの問題で演習する時期、基礎に立ち返って簡単な問題を解いて、科目の全体像を把握する時期も必要です。これから塾探しをと考えている中学3年生、そのご父兄のみなさん、そろそろタイムリミットですよ。