合格の報告2012年02月21日 13時54分

先週は大学受験の合格報告がたくさん届きました。
どの報告も私にとって尊いモノなのですが、その中からひとつ紹介します。

角田高校の高3男子 高校になってから教室にやってきた彼は
苦手の数学に喘ぎながらも3年に進級して、私大文系を目指して勉強してきました。
そんな彼が夕方教室にやってきたとき、私は2階で小学生の授業中でした。

W 「先生、合格しました」
私 「あー そうそう。おめでとう。噂は届いていたよ。」
W 「いや違うんです。今日発表だったんです。」
私 「え?」
W 「〇〇大学 合格です。」
私 「? 本当?      まぢか? 本当か?   本当にか?」
W 「はい本当です。」
私 「やった!よくやった!」
 
後は文字にならない歓声をあげて、彼の肩をバンバン叩いていました。
友達づてに届いていたのは併願で受験していた第2志望。
彼が自分で報告に来たのは本命の第一志望でした。

部活動が終わった頃、彼から相談を受けたのです。
W 「先生、俺でも合格できる首都圏の私立大学を 。」
W 「東京に出たいんです・」
私 「何を学びたいの?」
W 「いや、まだよくわからないんですけど、探してください」

いくつか関心のある分野を聞き出して、大学をピックアップして資料を渡しました。
当時の彼の状況では、半ば無理かもしれないと思う学校も含めていました。
オープンキャンパスを巡って、資料を読み込んで、
私が無理かもしれないと思っていた大学を第一志望に選びました。

「あきらめなければ、絶対に道はひらけるから!」
このあたりの高校生はみんな出遅れ気味で、ギリギリに伸びてくることが多いのです。
途中で心を折られて受験を断念する子も多い。
そんな中で よく耐えたと思います。

W 出口の国語を丹念にやり直した成果が出たね。
英語の仕上がりは褒められたものではなかったけれど、
社会の論述問題の出来具合は感心していたんだ。
努力で勝ち取った合格だよ。誇っていい。私も誇らしい。

後日 様子を聞いていた小学生達の間で
「東京大学に合格した先輩がいるらしい」という噂が広がったのはご愛嬌です。


予想問題で入試対策2012年02月12日 23時15分

ここ5年ほど、高校入試の1ヶ月前からは
日曜日 ごとに5教科の予想問題を解いて、その時点ごとの課題抽出を行っています。
今日はその第1回目。大河原と角田 に会場を設けて50名弱が参加しました。
試験の実施と同時進行で採点も行い、採点結果をその日のうちに返却しました。

次の1週間に何に取り組むかの指針を、ここから得てほしいと思います。
教室に通っているみなさんには、明日から個別に指示をします。

公立高校推薦入試の結果2012年02月08日 01時06分

公立高校の推薦入試の結果が届いています。
合格の吉報が届く一方で、残念な結果も届きます。
今年はどちらかというと厳しい結果です。

私立高校の結果も出揃いました。
東北学院高校に不合格の結果もありましたが、
これは今後の方針を考える重要な指標として受け止めて欲しいです。

一般入試へ再度挑むためには、心の切り替えと緻密な学習計画が欠かせません。
踏ん切りをつけて、前に進みましょう。

願書提出の校内締切日が近づいて、相談も多数寄せられています。
最後は自分で決めるのです。結論は自分で出しましょう。
他人に決められたのでは、いつか目の前に現れる壁を超えられなくなる。
迷いがあるのなら撤退も良策です。
どうしてもというのなら、それもいいでしょう。
私は君たちの決定を尊重して、実現するための索を考え出します。

私立高校入試の結果2012年02月06日 21時40分

報告が続々と届いています。
結果を受け止めて、公立高校の出願先を考えていくことになります。
今週後半に締切日を設定している中学校が多いですね。

出願先について、個別相談が必要な方は坂本までご相談下さい。

切り替え2012年02月04日 11時48分

昨日中学3年生たちに話したことです。

公立高校の推薦入試、私立高校の一般入試が終わり、次は公立高校の一般入試です。
すぐに意識を切り替えよう。1ヶ月後がラストの勝負です。

まなびの森はここから公立高校の過去問演習を開始します。
これまではインプット方向の勉強を中心に進めてきました。
これからは過去問演習を繰り返しながら、アウトプット方向に切り替えます。
相手の 研究し、自分の不足を検証し、足りない知識を補いながら勉強を進めます。

自分が今取り組んでいることを冷静に見つめて、合格ラインを超えていきましょう。
1月の模試のA判定、B判定に安心しないこと。
特に仙台圏の高校を受験する者は要注意です。
1月から3月までの2ヶ月間で、仙台の中学生達は猛烈に勉強して実力を伸ばします。
それは君たちだって同じことです。
だから全力を注いで勉強しようよ!