平成23年度が終わりました2012年04月01日 23時08分

お〜と 再び激しく揺れました。

本日中学1年生と中学2年生を対象に、新みやぎ模試を実施しました。
これで、平成23年度の予定がすべて終了。
3日間の小休止をいただきます。

まなびの森の角田教室は4月5日(木)から
大河原の会場(オーガ2F多目的ホール)は4月4日からです。
仮設住宅の移動教室は4月5日の浅生原内手集会所から再開いたします。

来年度も、教室に集まるみなさんの成長を糧にスタッフ一同励みます。

南相馬に帰った彼女2012年04月22日 12時27分

いろいろと、本当にいろいろと進めることが多くて、ここの更新も久しぶりです。

震災とそれに続く原発の事故から逃れるため、
角田には沿岸部から多くの家庭が移り住みました。

彼女がまなびの森の教室を訪ねてきたのは夏期講習前でした。
いつもどおりの受付面接をして、勉強を始めました。
南相馬から引っ越してきたことを話してくれたのは、
一緒に教室に通うことになった、小学生の妹でした。
「地震の後に南相馬から転校してきたんだ。」

ご家庭にお手紙を書き、
支援活動のためにいただいた助成金を充当することとし、
授業料は頂かないことを伝えました。

被災を声高に訴える人は一握りで、ほとんどの方は慎ましやかに堪えているのです。
妹の一言が無ければ気付くことは無かったでしょう。
名簿にいただいた住所は、角田市内のものでしたから。

ゼミのグループに入り最初は言葉数も少なかった様子は、
今となっては思い出せないほど、みんなと打ち解け楽しげに過ごしていました。

4月を期に、彼女の家庭は南相馬に帰還しました。
「夏期講習のとき、またまなびの森に来たい。」と言い残してくれました。

故郷を離れる悲しみ、
一緒に中学に進むはずだった友達との別れ、
故郷に戻れる喜びと不安、
避難先で新しくできた友達との別れ、

彼女たち姉妹がこの1年で経験したこと、胸の奥にある言葉にならない感情
それらを思いながらこの先の活動を続けます。
本当は、君が角田の陸上競技場のトラックを走る姿を見たかったです。


勝俣さん、清水さん、
あなた方の会社が引き起こした事故は、
子どもたちの心の中にも深い悲しみを残しています 。
あなた方にもお孫さんがいらっしゃるでしょう?
金銭では測れないものです。
すべて受け止めていたら、あなた達自身の心も張り裂けてしまうでしょう。
だから「自分たちは悪くない」と信じこむしかないのも分からないでもない。
それでも知ってほしいと思います。

どんぐりという名のリス2012年04月22日 23時33分

我が家のどんぐりの木に住み着いたリスを紹介します。