チャンスフォーチルドレンさんに招かれました2012年02月25日 15時42分

あす2月26日
チャンスフォーチルドレンさんが開催する学校外教育フォーラム開催!!に行きます。
行きますというか、パネラーとして登壇することになってしまいました。
ということで午前中のうちに床屋さんに行ってきました。

昨夜まなびの森のスタッフに
「ボス、明日はスーツ着るんですか? 礼服以外に着ているの見たことなんですけど。」
などと言われ、
「何を言うか! 子どもの入学式と卒業式用にスーツぐらい1着用意があるわ。」
と応じたものの
「は〜、で、それを来ていくんですか?」
と言われ
「・・・・・・・」
絶句しました。

そう、まなびの森は常勤スタッフも学生のスタッフも
就職活動の帰り道以外はスーツ禁止です。
スーツ買い揃える金があるんなら、自己投資してくれよ。と 思います。
どうせ教室で仕事すれば結構汚れるんですから、洗濯しやすいほうがいいです。
問い合わせに訪れるご父兄がびっくりしない程度であればOKなのです。

ということで、明日のフォーラムには平服で失礼します。ご容赦下さい。

チャンスフォーチルドレンさんについては、こちらをご覧ください。
すっごい仕組みを短期間で組み立てて、被災地の子どもたちに提供しています。
どんな方がやっているのだろうと思い、昨年の秋口に電撃訪問をしたことがあります。

応対してくださったのは、うちのスタッフと変わらぬ世代の若者で
「あ〜、田舎の塾屋相手など若造の対応で十分ということか・・・」
と思いきや代表の方でした。
震災後に関西から被災地に乗り込んで、拠点を整えるだけでも困難なのに
短期間で事業を動かし始めている。
構想力、突破力、それらのベースにある志の高さと子どもたちに寄せる愛
どうしたらこんな若者が育つんだろうと感心しました 。

明日発言の機会が与えられたら次のことを述べたいと思います。
被災地の子どもたちに学校外教育バウチャーを提供するに当たって、
1700名のエントリーシート全てに彼らは目を通しています。
そこに記されていた子どもたちの状況はどれほどのものだったのか。
その中から150名を選び出す作業はどれほど苦渋にあふれたものだったのか。
明日、その場に集まった方は全員想像 するべきだと思うのです。

私自身は、坂元の仮設住宅で中学生達から寄せられた20枚弱のアンケート回答で
胸を押し潰されそうになりました。

それから、あれも言いたい、これも伝えたい、山ほどあるのですが、
午前中に資料をまとめました。こちらをご覧ください。
震災であぶり出されたのは被災地域の低学力、その背景にある貧困問題と考えます。
沿岸の被災地にベッタリと張り付いた問題です。

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