女川へ2011年11月01日 16時28分

見学の申し出を快く受け入れていただき、10月31日に泊りがけで女川の向学館に行ってきました。
女川には夕方5時前に到着。その後アシスタントとして中学1年生の英語と数学の授業にも参加して、楽しく過ごしました。女川を視察に訪れていた文科省の方々に、まなびの森を紹介する機会も作っていただきました。ありがたい限りです。授業の終了後はスタッフの方々の宿舎で鍋を囲んで、歓談。女川現地の方々、全国各地から支援に訪れた方々、それぞれの震災後の話を聞きました。地震が発生したその時の様子、その後に起こったことなどなど。この体験を自分自身の人生の中でどのように捉えていくか、そのあたりのことを考えながら、この日女川で出会えた運命を感じました。

向学館の入り口(昇降口)から見上げた月

子供たちの到着を待つ教室

授業開始前 元気な中学1年生たち

短い期間に事業の骨子を組み上げ、多方面の調整を進め、協力を集めながら目に見える姿にしたスタッフのみなさんの力量にあらためて感心しました。宮城県に手を差し伸べてくれたことに、県人として感謝しています。

翌朝(今朝)9時過ぎにもう一度好学館に伺いお礼を述べ女川を出発。上品の郷で一風呂浴び大河原の自宅に戻りました。

午後からはほっとあいで丸紅基金の助成金贈呈式。丸紅の仙台支社長様がご多忙の中ほっとあいに足を運んでくださいました。基金の成り立ちと趣旨を伺い、認識を改めました。丸紅基金は、事業の収益ではなく、社員のみなさんが毎月100円ずつ積み上げてきた寄付を原資にしているとのこと。話を伺いながら胸が熱くなってしまいました。たくさんの心がこもったこの助成で、ほっとあい福祉車両を導入し、山元町の方々との交流事業を加速することができます。
ほっとあいは、私が10年来関わっている大河原町の団体で、仙南地域では老舗のNPOです。

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