持って帰れたということは2010年02月02日 23時51分

今週は、私立高校の入試と合格発表 公立推薦入試の合格発表が続きます。
仙台一高の推薦入試で実施された試験問題を塾生が持ってきてくれました。

公共財ということだと思いますので、写しを公開します。
来年受験を希望する皆さん、同業でここをご覧の皆さん、
ご活用下さい。


追記 引用部分の著作権について心配される方から指摘をいただきました。
該当部分を黒塗りして再アップしておきます。
2月4日午前11時ちょっと過ぎ


大学受験組 TG入試終了慰労会2010年02月04日 12時37分

昨日で東北学院大学の入試日程が修了しました。
事前からの指示通り、8時40分に受験生は教室に集結
近所の幸楽苑へ移動してプチ慰労会を実施しました。


餃子一皿105円キャンペーンをいいことに
ひとり2皿ずつ注文 高校生男子は苦もなく全員クリアしました。
無茶な注文に快く応じていただき、お店の皆さんに感謝です。

スタート時点の状態から考えると、
TG受験組の各面々、勝負できるところまでよく頑張った!
これで結果が伴えば万々歳です。

合格発表まで、自信が有る子はしばし一息、
不安が有る子は英語の受験勉強を続けるように指示しました。


公立高校 推薦入試の合格発表2010年02月06日 10時12分

昨日は公立高校推薦入試の合格発表でした。
4時過ぎから教室には吉報が届きました。
現在把握している状況は
角田高校2名 名取北高校1名 仙台一高1名 
模試と講習を利用してくれていた子からも連絡があり
三桜高校1名 仙台一高1名 仙台向山高校1名

チャンスを生かすことができて何よりです。
一高へ進む子には教室に残っていた数学Ⅰの教科書(数研出版030)を渡し
勉強のテーマを切り替えて行くように指示しました。
彼は推薦入試の翌日から、一般入試へ目標を変え
毎日教室で10時まで数学を中心にした自学に取り組んでいました。

中3にしてこの状況把握、意識の高さ
高校に進学後もきっとやって行けるはず
一高の先生! もしご覧でしたらよろしくお願いします。
まだまだ水面下に隠れている彼のポテンシャルを
引き出してください。

そして
手放しで喜べない状況もあるので、今日私立高校の発表が終わり次第
一般受験組と作戦会議です。




変動の気配2010年02月07日 12時24分

昨日も触れた手放しで喜べない状況

私立高校の合格発表が終わり、教室関連、模試受験生、講習受講生関連の
合否報告が届いています。

心配なこと
東北学院高校の合否結果 合格1683名 不合格1287名
直前の模試でA判定だった子、B判定だった子が各1名不本意な結果に
中3受験層の地殻変動が始まっている予感がします。
仙台地区の上位校を受験する予定の3年生たちが
相当に力を伸ばしているのかもしれません。
この厳しさは公立高校の一般入試まで続くものとして
残り3週間を大切に過ごさないといかんです。

予想できること
ウルスラのタイプ1について
面談での受け答えが重要な鍵
「○○大学へ進み、その後は○○の仕事に携わりたい」
明確な目的意識を表明すべきなのかな
高校卒業後の進路目標がまだはっきりとしないな子は
タイプⅡにスライド合格なのかもしれません。



郡部と都市部の学力格差2010年02月09日 08時48分

個人的に調べること、塾として取り組むこと
その背景にある「ひっかかり」が「郡部と都市部の学力格差」です。
これが生じる背景は何なのか?
遺伝的な要素を捨象できるものとして考えると
義務教育が始まる以前の家庭環境、地域環境の差か?
小学校、中学校を中心とした教育環境の地域差か?

それ以前に、日々痛感してきた地域ごとの学力格差は実在するのか?

たとえば、都市部にくらべて、著しく学力の劣る地域があるとして、
その地区を担当する教育事務所は、行政機関としてその差異をデータとして把握できているのか? その差異をどのように評価してきたのか? 
その差異を埋めるような施策を打ってきたのか?

郡部のお医者はどうして家族を仙台に住まわせるのか?
郡部から特進系の私立高校に通う子に、教職員のご子弟が多いのはなぜか?

教育環境の地域差は全般的な地域格差の芽になると思うんです。

今年度から実施される公立高校の普通科の「学区廃止」
学力の地域格差という観点からその影響を評価するには、
昨年度までの公立高校入試の教育事務所別平均値と
今年度以降の平均値を比較する必要があります。
その分析に必要な入試の結果をデータベース化してあるのか?

実は宮城県に開示請求しているデータがあって、明日そのデータをいただきます。どの程度明確にデータが開示されるのか楽しみです。
この手法が有効なら、公共の利益に資するデータについて自己規制せずどんどん開示請求を進めようと考えています。
詳報は次回以降に。