私たちのことを少しだけ2 ― 2011年09月05日 19時20分
震災から12日目の3月22日に教室を再開しました。夜の時間はまだ人通りも少なく余震への不安もあったので、午後1時〜5時までとし、基本は自学で個別に指導しました。普段教室に来ていない子どもたちにも教室を開放しました。世の中が落ち着くに連れて平常授業への要望が増えて、4月11日から夜の時間帯で授業を再開しました。
この間は、自分たち周辺の復旧に手一杯で外部に出て行く余裕はほとんどありませんでした。新しい教室の移転準備の合間に気仙沼の方々へ自転車を寄贈する事業の手伝いと、さわやか福祉財団の方々を山元町へご案内する手伝いができたぐらいでした。それでも、このときの経験がきっかけで山元町で支援活動をされている団体と縁ができ、6月から坂元の仮設住宅で移動教室を実施していくことになりました。
角田から山元に
トンネルがあります。トンネルとこちら側とあちら側は全く様相が異なります。日常を取り戻しつつあるこちら側と、復興に全力を注がざるを得ないあちら側。(多くの津波被災地とその周辺の特徴です。わずかな距離、標高、地形の違いが明暗を分ける。)厳しい、辛い体験をした子どもたちの話しもたくさん聞きました。角田から一山越えれば沿岸部。そこに厳しい状況に置かれた子どもたちがいる。教室から東の山を見るたびに心がざわめきます。
現在私たちは2つの事業に力を注いでいます。
1 営利事業
・角田と大河原の2つの教室運営
・新みやぎ模試を実施する仙南会場の運営(角田と大河原)
2 非営利事業
・旧坂元中学跡仮設住宅で小中学生を指導する移動教室(6月から)
・山元町の2つの中学に通う中3を対象とした新みやぎ模試の無料受験
・福島県から原発災害で避難してきた子どもの通塾を無料で受け入れ
非営利事業については、日本財団、東北関東大震災ボランティア基金(新潟)からの助成を原資に活動を続けています。
お陰さまで、塾の教室と模試の会場は活況です。そして現在は、非営利事業の内容を拡充するための準備に走り回っています。
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