アウトバック23万キロ ― 2012年05月22日 20時14分
3月末からこれまでのところ、文書作成に追われてこのブログの更新も滞っていました。
その間も愛車アウトバックは走り続け23万キロを超えています。
大河原→仙台→山元→角田→大河原→角田 のような移動も頻繁にあるので
距離はどんどん重なります。
どんぐりという名のリス ― 2012年04月22日 23時33分
南相馬に帰った彼女 ― 2012年04月22日 12時27分
いろいろと、本当にいろいろと進めることが多くて、ここの更新も久しぶりです。
震災とそれに続く原発の事故から逃れるため、
角田には沿岸部から多くの家庭が移り住みました。
彼女がまなびの森の教室を訪ねてきたのは夏期講習前でした。
いつもどおりの受付面接をして、勉強を始めました。
南相馬から引っ越してきたことを話してくれたのは、
一緒に教室に通うことになった、小学生の妹でした。
「地震の後に南相馬から転校してきたんだ。」
ご家庭にお手紙を書き、
支援活動のためにいただいた助成金を充当することとし、
授業料は頂かないことを伝えました。
被災を声高に訴える人は一握りで、ほとんどの方は慎ましやかに堪えているのです。
妹の一言が無ければ気付くことは無かったでしょう。
名簿にいただいた住所は、角田市内のものでしたから。
ゼミのグループに入り最初は言葉数も少なかった様子は、
今となっては思い出せないほど、みんなと打ち解け楽しげに過ごしていました。
4月を期に、彼女の家庭は南相馬に帰還しました。
「夏期講習のとき、またまなびの森に来たい。」と言い残してくれました。
故郷を離れる悲しみ、
一緒に中学に進むはずだった友達との別れ、
故郷に戻れる喜びと不安、
避難先で新しくできた友達との別れ、
彼女たち姉妹がこの1年で経験したこと、胸の奥にある言葉にならない感情
それらを思いながらこの先の活動を続けます。
本当は、君が角田の陸上競技場のトラックを走る姿を見たかったです。
勝俣さん、清水さん、
あなた方の会社が引き起こした事故は、
子どもたちの心の中にも深い悲しみを残しています
。
あなた方にもお孫さんがいらっしゃるでしょう?
金銭では測れないものです。
すべて受け止めていたら、あなた達自身の心も張り裂けてしまうでしょう。
だから「自分たちは悪くない」と信じこむしかないのも分からないでもない。
それでも知ってほしいと思います。
平成23年度が終わりました ― 2012年04月01日 23時08分
お〜と 再び激しく揺れました。
本日中学1年生と中学2年生を対象に、新みやぎ模試を実施しました。
これで、平成23年度の予定がすべて終了。
3日間の小休止をいただきます。
まなびの森の角田教室は4月5日(木)から
大河原の会場(オーガ2F多目的ホール)は4月4日からです。
仮設住宅の移動教室は4月5日の浅生原内手集会所から再開いたします。
来年度も、教室に集まるみなさんの成長を糧にスタッフ一同励みます。
仮設住宅の移動教室 3カ所目がスタート ― 2012年03月27日 21時25分
今週の月曜日から、仮設住宅の移動教室3カ所目がスタートしました。
浅生原の仮設住宅団地の東集会所です。
これで稼働中の移動教室は
旧坂中跡仮設住宅集会所(細川・渡邊チーム) 毎週金曜日
浅生原内手集会所(木田・安藤チーム) 毎週木曜日
浅生原東集会所(木田・安藤チーム) 毎週月曜日
の週3回体制になりました。
小学1年生から中学3年生が対象です。
ご相談をいただければ、高校生の勉強もフォローします。
子どもたち(特に小学生)がなれるに従って
私たちの目指す、落ち着いてリラックスして勉強に取り組める学びの場が現れます。
特に、昨年の6月から継続してい
る旧坂中跡の移動教室は
昨年から多くの方に見学いただき、子どもたちの姿に賞賛をいただいています。
ご覧になりたい方は、ぜひまなびの森までご一報下さい。
ひっそりと静まった被災地の夜、集会所に現れる学びの場をご案内します。
あ、それから、本日から中学校の教室で春期講習を開講しました。
4日間の短期日程ですが、1学期の授業へのつながりを意識したメニューを組みました。
坂元中学校は中学1年 中学2年 細川・渡邊チーム
山下中学校は中学1年 木田・安藤チーム
仮設住宅の移動教室を考慮して担当チームを割り当てています。